ザ・ビューティフルゲーム

新国立劇場小劇場
2014・2・4
ザ・ビューティフルゲーム

音楽:アンドリュー・ロイド・ウェーバー
脚本:ベン・エルトン
演出:藤田俊太郎

ジョン・ケリー:馬場徹
メアリー・マクガイア:大塚千弘
デレック・コープランド:平方元基
クリスティン・ワーナー:フランク莉奈
ジンジャー・オショーネシー:藤岡正明
ベルナデット:野田久美子
ダニエル・ギレン:小野田龍之介
プロテスタント少女:谷口ゆうな
トーマス・マロイ:中河内雅貴
オドネル神父:吉原光男

逢沢優・浅川文也・伊藤典子・北川理恵・北村毅・高橋卓爾・藤岡義樹・宮垣祐也

【感想】
アイルランドのベルファストの高校生のサッカーチームの物語。
1960年代から70年代。
IRAの活動が活発だったころ。
カトリック系のサッカーチームにひとりプロテスタントの子が混ざっている。

緑と白とオレンジがこの国の旗だそうで。
サッカーチームの子は緑がほとんど、オレンジが一人。
白が一人。
オレンジがデレック。プロテスタント。
白が主人公のジョン。
他が緑の練習着で登場。

あとで、調べてわかったけど、白は融合。オレンジはプロテスタント。緑はカトリックの聖人聖パトリックの色らしい。だから試合できるユニフォームは緑。
主人公はあんまり政治とかに興味なく女の子とサッカーが好き。


ジンジャーは弱くていつもみんなからペット扱いされてるけど、ベルナデットと仲良くなる。

カトリックだけどデレックと恋仲になるのがクリスティン。

ジャンの親友トーマスは結構、過激な発言が多いけど、大きくなってからIRAの兵士になってしまう。

ダニエルはコソ泥とか、薬の密売とかもやってしまうチンピラだけど、ジャンのことは大好き。

で、いろいろあって兵士になる気なんかなかったのに、ジャンは兵士になってトーマスのことを裏切り者だとつきとめる。
最後にトーマスに拳銃を渡して自分はロンドンに行かずに家族のもとに帰る。


デレックとクリスティンはアメリカに。


メアリーが主人公の恋人なんだけど、この物語の主張はメアリーの言葉や歌にあって、最終的にメアリーが「勝った」という思いが残った。

人が死ぬんだけど、少しだけ希望が残る。

「サッカーは最高だ!」って歌えるのが幸せだってことがもう一度最後に歌われるので胸にしみる。

ああ、アイルランドのことはよく知らないけれど、こういう風に作品を見ると調べてみたくなるし、それで理解が深まることによって、いろんな国のことが分かって来ると思う。
知らないからこそ個別の問題ではなく、普遍的な問題として私は見ていたのかもしれない。
愛と暴力という普遍のテーマ。



********

馬場徹君はうまい。
私が見たときマイクの調子がよくなかったけど、よく聞こえたし。

小野田君がかわいい。

平方君はすかした感じがよく出てた。

あと、中河内君は最後のほうなんか東映のやくざ映画に出てくる人みたいな凄味があって怖かった。

フランク莉奈ちゃんは私が見たことない役柄だったけど、よく頑張ってた。

ダンスの振りつけはアイルランドを意識してあるなと思ったけど、サッカーのところはもっとサッカーっぽい振付のほうが良かったのではないかと思った。

振付助手に桐生園加さんが入ってた。



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