スリル・ミー 2012・8・8 マチネ

2012・8・8
サンケイホールブリーゼ
「スリル・ミー」


どうしても我慢できなくて15時の部だけ見に行った。

東京千秋楽を見た時にこういうの好きそうな友人にベタホメメール送ったのに自分行けるのに行かないのは、潔くないぞと変な理屈を付けて。

でも、やっぱり謎だらけで考えはまとまらない。

私は事件を知らないから、本当の動機がわからないけど、この芝居では、動機が「私」の愛のためみたいに感じられる。

今回感じたのは愛より恋の感情。
子犬のようなマリオくんがなんとも言えない。

彼は彼。
彼の幼い頃を想像しちゃった。



彼は99年の間ずっと私と一緒にいることを受け入れたのかな?

私は最初から彼を手に入れるために行動していたのか。

ものすごい執着心だ。
だけど、愛は煩悩の一つだという仏教思想は間違いじゃなさそう。
愛もまた闇だし、罪だ。それでも求めてしまう業の深さ。

猟奇的だけど、特殊じゃない普遍的なものがきちんと描かれているから、何度も見たくなるのだろう。

冒頭の彼の動作。

なんだか気がつかれないようにそーっと私のそばに寄って行き、後ろから抱きつく。

あれって気まぐれな彼の性格を表すと同時に彼にも実は愛があったのではないかという暗示なのかもしれない。

なんかそう考えると最後の99年が腑に落ちる。

彼は最後に告白を聞いて一緒にいるのを受け入れた。そんな気がする。





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