朗読劇 「私の頭の中の消しゴム」

天王洲 銀河劇場
4月29日18時
「私の頭の中の消しゴム」

浩介:加藤和樹

薫:安倍なつみ


泣いた。
泣けた。
良かった。
七回目の劇場版だそうだけど、私は一回目。
悲劇だから見ないと思っていたけど、泣きたかったので見に行った。

悲劇は悲劇だけど、主人公の成長物語で、ある意味最後にほっとするように作られている。
何度も再演される意味がわかった。

静かに感動できる舞台だった。


私はこの作品の原作ドラマも韓国映画も見ていない。
あらすじだけ聞いたことがある。
舞台には二人しか出てこない。
朗読劇だが、セットは立派だ。

映像を映すための白い壁。
上手側には2階の部屋。そこから舞台中ほどまで階段がある。
下手には何かメモが貼ってある壁。
これらを使うことによって単なる朗読ではない「劇」になっていたと思う。
若年性アルツハイマーという大きな障壁に対してどのように立ち向かうのかという大きなストーリーと、それ以外の諸々。
原作を知らなかったので主人公は女の人なのかと思っていたけど、実は男の人のほうが主人公だったんだと最後にわかる。
(私が鈍なだけかもしれないけどね。)
なんというか、最後死んじゃうところまでやるのかと思ったけど、そこまではやらなかった。
男の人が愛してるという自覚が出来てそして愛されているという実感で終わる。だから悲劇だけど、いい話になる。
ある意味男の人の成長物語だなと、思いました。
工事現場で働く人だったから加藤和樹さんには似合っていたかも。なんとなく鈴木拡樹くんだと一級建築士は合いそうだけど、現場でヘルメットかぶってる感じが想像できない。
調べたら新納さんもやったことあるんだ。

下手の壁セットに張り付けてあったメモがハラハラと落ちる演出は記憶がなくなっていくのを象徴していた。壁に見えるけど板じゃなく布かもね。裏方さんが裏
からピンを抜く感じで時間をあわせてやってるのかな。
一路真輝と吉田綱太郎だったかパルコ劇場でやった舞台も認知症がテーマでメモがたくさん貼ってある舞台だった。こっちは奥さんが旦那の面倒見る話だった。あれを思い出した。→
音楽劇『リタルダンド』

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック