揺たう潮の咲くらばな(たゆたううしおのさくらばな) 

企画・発案 河内厚郎
開国150周年記念・歌劇★ビシュー横浜公演

『 揺たう潮の咲くらばな 』-ジョセフ・ヒコ物語 横浜編-

公演日程 2009.9/18(金)-22(火・祝)
◆9/18(金) 18:30
◆9/19(土) 11:00・14:00
◆9/20(日) 11:00・17:00
◆9/21(月) 14:00・17:00
◆9/22(火) 11:00・14:00

※公演時間は約1時間30分

料金 SS席(最前列)/6,000円
S席 /5,000円

【会場】 岩崎博物館 山手ゲーテ座ホール

【出演 】
ジョセフ・ヒコ: 那月峻
ヘ ン リー: 友麻亜里
彦 太 郎: 安希つかさ
杉     : 鳴海じゅん
エミサリー: 波輝一夢
嬉  遊 : 美森あいか
アシュリー: ゆめのさよ
一  条 : 水那れお
富 美 松: 花風ひかる
マ リー : 高畠ゆうみ

【スタッフ】
脚本・演出:敬天(あつたか)
音楽・舞台製作:Kiyomi's
衣裳:Kiyomi's・高橋宏明
照明:藤本昌久
証明・音響:株式会社 響音
音響:出射卓也
振付:矢倉鶴雄・中野栄里子
宣伝写真:杉本俊介
主催:ネザーランズ・センター

【あらすじ】
ジョセフ・ヒコ。幕末に遭難し、米国に保護されて、成人。開国前夜の日本に通訳として来日。
しかし、帰国前に米国籍を取得。日本人でありながら、異人として扱われるジョセフ・ヒコ。
日本で、さまざまなことを経験する。受け入れてもらえないつらさ。遊女との恋。友人の死。
いつまでも、自分は漂流者なのか・・・。


【感想】
(舞 台)ゲーテ座というところは、本来室内楽とか、朗読とか講演とかをする場所なのだろうと思う。
一段高くなっているが、たぶん20センチくらいしか客席との段差はない。
だから、舞台奥にやはり畳一畳分ほどの広さの台をしつらえて、高さを作っている。
ダンスシーンなどでは、それが生きていた。

客席は、移動可能な椅子が並べられていて、最前列だけがSS席。それはそうでしょう、客席には高さがまったくない。
一回目は、前の人が小さかったけど、二回目は大きい人で、首が傾いたままの観劇になってしまった。
どんなに小さくても、「劇場」がいい。
座席数は100くらいかな。

それで、中央に通路を設けて、そこを出入りする。舞台の一部として使用。
(これはたぶん神戸公演でも同じようにやっていたのではないだろうか。というのは、ビジュー・ド・ブラインがそういう感じだったから)

(衣裳)
いつものようにセンスいいなあという衣裳が多かったです。
ただ、遊女の衣裳はいくら着物風ドレスにして、おどりやすさを優先させたとしても、地味だったかも。
真っ赤とかまっピンクとか、オレンジで派手ですけど、上品すぎる気がして。
袖や、裾に大胆な刺繍や模様があれば、「らしさ」がより出たのではないかと思いました。

エンジのスリットドレスが、すごい素敵だった。

(音楽)
主題歌は良かったです。いいところで使っていたし。
しかし、歌詞の「よりべ」という言葉、おかしいと思います。
「よるべ」という言葉なら辞書にあります。
(意味はわかるけど、どうにも引っかかっちゃって)

歌うシーンが少ない気がしたけど。気のせいか、、。

フィナーレのマイウェイよかったですね。

(ストーリーについて)
ジョセフ・ヒコの半生。わかりやすいけど、テーマもいいと思うけど、、、、。
ヘンリーを死なす必要性があったのでしょうか?
それがどうにも後味悪くて、、、、。
杉が殺されるから、それで十分な気がします。

(キャスト)
ジョセフ・ヒコの那月さんは、いつものようにカッコよかったです。優しいヒコさんをよく出していました。
ただ、あんまり強いキャラでないので、ラスト、ちょっと弱かったかも。

ヘンリーさん、は「いい人」キャラでインパクトあり。友麻さんお得意のって感じがしました。

少年彦太郎は、方言で自分の気持ちを吐露するシーンがよかったと思います。
あとは、ダンスシーンばかりなので、ちょっと不満足。
もっとお芝居見たかった。

杉というのは、脱藩した武士。藩は攘夷派なのに、自分は開国主義で、横浜に逃げてきた。恋人もつれて。
恋人(富美松)は遊女をしている。で、居場所を突き止められて、二人で逃げる。
逃げるときに嬉遊が力を貸す。

しかし、追手に捕まり、杉も富美松も殺される。

杉の鳴海さんも、富美松の花風さんも的確だったと思います。
特に花風さんは落ち着いた感じがしてました。

女性記者の一条がエミサリーに取材する形で、お話は進行します。
水那さん、久々に見ました。テレビのはしっこと変え見つけることはあるんですが、生は本当に久々。
きれいでした。

美森さんは遊女嬉遊。アネゴな雰囲気。だけど、ヒコさんと恋人同士になると、すごい女らしくなる。

波輝さんはやっぱり、ダンス。

ゆめのさんの子役は天才的。

高畠さんは歌がうまい。

(ダンス)
全編にダンスシーンがあり、それによって、当時の背す音か、漂流とか、主人公の心情とかいろいろ表現していました。それぞれ効果的だったと思います。
とくに、エンジのドレスで男役が黒スーツにえんじ色のシャツのとこはかっこよかったです。






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この記事へのコメント

まどか:れな
2009年09月23日 13:57
こんにちは。
初のビジュー体験終了しました。

全体の表現方法が歌劇の文体で
私には理解し易く感じられましたが
もっと説明過多な構成の方が
演劇慣れしていない人にとっては
困惑しないで済んだかも知れません。

それと私もやはり幾ら小さくても
劇場として作られた会場の方が
動きのある公演には向くと思います。
ビジューの質の高さは伝わったので
次は場所を選んで再会したいです。
midori
2009年09月23日 20:31
トラバが先行してしまい、失礼しました。
初のビジュー、楽しんできました。
最前列だったので、前の人を気にせず…というか近くてドキドキしっぱなしでした。
(^^;
アップにも書きましたが、私が抱く“歌劇の物語”の良さで描かれていて好印象でした。

微妙にある段差をモノともせず、優雅に的確に踊るユニットの皆さんのダンスには感嘆しました。
大楽コントまで見られて、お得感も満喫しちゃいました。
(^^)v
seiya
2009年09月23日 21:44
まどかさま
ビジュー体験いかがでしたか?
「質の高さ」を評価していただき、うれしいです。
「歌劇の文体」に慣れていないと難しいところもあったかもしれません。

私の感想、ちょっときびしいですね。
時間があれば、考えたことを書こうと思います。

劇場、「青山円形劇場」とか、「シアタートラム」なんか、よさそうじゃないですか?
seiya
2009年09月23日 21:49
midoriさん、トラックバック&コメントありがとうございます。

千秋楽をご覧になったんですね。
それは、お得でしたね。
ビジューのブログで、写真が公開されていました。楽しそうでした。
関東公演、これからも機会があればやっていただきたいですね。

最前列は、すごい。
いじられませんでしたか?
私の見たときは友麻さんと波輝さんが舐めまわすように最前列の人を見ていきました。
(私はそういうのに弱いので、その時ばかりは後ろでよかったと思いました。)

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