歌劇★ビジュー「モール・ヴィヴァン」その3(衣装&ストーリー)

ストーリーに入る前に・・・
ビジューの公演は毎回見ているわけじゃありません。
カリーニョとラブ・レターを生でみただけです。
そうそう、「チャット」と呼ばれる二役目を全員が本役以外に演じるのが、ここでの決まりごとみたいです。
(知らなくてもわかったけど、知っていたら戸惑いはなかったかもしれない。)
チャットN=那月さん/チャットT=千爽さん/チャットI=一色さん/
チャットA=安希さん/チャットM=美森さん/チャットY=ゆめのさん

ストーリーの解説部分は、舞台の進行通りではないかもしれません。
前述のように、チャットの出てくる場面があって、もちろんそれもストーリーに深くかかわっているのですが、それを、場面ごとに説明すると、文字で表現しきれませんし、複雑になりすぎるので、第一場と第五場までは並べて書いてしまいました。

【衣装】
衣装にはこだわりを感じました。
芝居の方は、魔族と人間(人間じゃないけど魔族になっていない人)ではっきり分けてありました。
魔物に属するのは、那月さんと、美森さん、安希さん。=黒
魔物じゃないのは、千爽さん、一色さん、ゆめのさん。=黒じゃない色つき
 (千爽さんは、臙脂とベージュのドレス/一色さんはベージュのフロックコート/ゆめのさんは白いドレス)
歌劇★ビジューのHPで見られます)
チャットのときは、娘役は同じ衣装だけど、場面ごとにすべて鬘を変えてました。すごい!
色は、濃い目のベージュが主体。ポイントに黒。
スカート風のひらひらが付いているけど、キュロットのようなワイドパンツのようなものをボトムにしていて、これがしわ加工されている。踊りやすそう。

男役は黒いスーツ、黒いシャツ。娘役とおそろいの生地で作ったベスト。
(黄土色というのかな、艶々している生地。)

フィナーレのときだけ娘役はロングスカート。
男役は上着を脱いで、燕尾のような、ひらひらーと長いのを後ろにくっつける。(黒)


【ストーリー】
では、最初から。
会場内に流れていた音楽が消え、照明も落ちる。

序場 ~エントランス~
美しい歌声の聞こえて来るなか、エバンジェリン(ゆめの)が、手紙を読む声。
ロミュアルド(一色)から森に来て欲しいという誘い。

雷鳴が轟くと一階フロア中央にライシァム(安希)。
二階中央にジェラジュニス(那月)。光に照らされて登場。

闇の中踊るライシァム。
そして、そのなかに開演アナウンス。

ここは霧に包まれた伝説の城「ウ゛ェルコラック城」である。

第一場 闇の城
第二場 追憶
第三場 迷いと迷信
第四場 妄執
第五場 真実


激しい雨に追われるようにしてロミュアルド(一色)とエバンジェリン(ゆめの)が客席通路から走って登場。
森の奥深く入ってしまったことに不安をおぼえるエバンジェリン。
しかし、ロミュアルドは帰ろうとしない。
彼女が幼い時にあこがれていたウ゛ェルコラック城の話を持ち出し、
城へ行こうと強引に誘う。
雷鳴が!
すると突然彼らの前にウ゛ェルコラック城が。
ライシァム(安希)は階段の上から見下ろす。
「ようこそウ゛ェルコラック城へ。」
ここがジェラジュニス・フォン・ウ゛ェルコラック伯爵の城であることがわかる。

城へ招待される二人。
伯爵の城にいる、メルジェベト(千爽)が二階でお茶をいれている。
メルジェベトは若い二人に伯爵と城についての話をする。
メルジェベトは、エヴァンジェリンの祖父を知っているかのような話しぶり、しかし、時間がおかしいと気がついて、自分の父が知り合いだったと話す。
まるで、ヴェルコラック城では、時間が流れていないかのよう。

「ヴェルコラック城」は死期の迫ったものにしか見えないという。
その住人は魔物だという。
幼いとき病気がちだったエヴァンジェリンは、ヴェルコラック城を見たと言い張った。
そして、彼女はヴェルコラック城にあこがれていた。
大きくなって、そんなことはすっかり忘れていたけれど、エヴァンジェリンはすっかり、興奮している。
メルジェベトは美しい夫人だ。
普通の人間だ。
伝説は、誤解だったのだ。

そこへ若い女の悲鳴。
使用人が粗相をしたのだろうというメルジェベト。
体罰に我慢ならないという、エバンジェリン。

一階フロア中央に鞭を持ったアンジェネ(美森)が。
彼女を追ってあとから、ライシァムも。
アンジェネ、伯爵のことをお兄様と呼び、不安を漏らす。
「娘が一人、気がふれてしまった。お兄様は何を考えていらっしゃるのかしら。」
ライシァムは、アンジェネをなだめる。
「何かお考えがあるのでしょう」
そして、ジェラジュニス伯爵(那月)が登場する。
客人として二人を招待する伯爵。
エヴァンジェリンは、先ほどの悲鳴を体罰だといって、そんなことはやめてほしいと、
伯爵に訴える。
ジェラジュニス伯爵はエヴァンジェリンの思わぬ発言に驚くが、
怒りをあらわにせず、ライシァムに「そうなのか」と聞く。
ライシァムは「申し訳ございません」と答える。
ロミュアルドとエヴァンジェリンはライシァムに案内されて、奥に消える。


ロミュアルドの部屋へエヴァンジェリンが入ってくる。
伯爵に会えたことで興奮しているらしい。
「眠れなくて、、、、。」
自然と幼いころの話に。
「さっきはびっくりしたよ。伯爵にあんなこと言うなんて」
エヴァンジェリンも自分もどきどきしていたという。
そこで、彼女が、おてんばでありながらも、体罰や暴力に反対する少女であったことがわかる。
そこへ、メルジェベトが入ってくる。
「恋人同士なのね」
否定する二人。
しかし、ロミュアルドはそれほどつよく否定するわけではない。
エヴァンジェリンは、部屋から退出する。

エバンジェリンは伯爵に強く惹かれる。
面白くないロミュアルド。
そこに目をつけるメルジェベト。

100年に一度の契約のとき、その時にメルジェベトは、ロミュアルドを利用しようとする。

森の中
伯爵と出会うエヴァンジェリン。
先ほどの非礼を詫びる。
伯爵もエバンジェリンに興味があるのか、二人は踊る。


アンジェネは、森の中に捨てられた子供だった。
子供はヴェルコラック城で育つ。
ジェラジュニスに愛情を受けて。
彼女は、ジェラジュニスにふさわしい年齢になるまで待ち、契約を結んだ。
それ以来、妹として暮らしているが、本当は愛人である。

(森の中に迷い込んだ少女を白い衣装と「キャンディ・キャンディ」の髪型で踊る美森さん。)


今夜、100年に一度の契約の夜。
魔族にとっては特別の日。
エヴァンジェリンを契約させるのか?
ジェラジュニスには迷いがある。

メルジェベトには過去があった。
いとしい人と過ごした忘れられない、幸せな日々。
ヴェルコラック城にいては、彼女は幸せな日に戻れない。
復讐を叫ぶ。
(ダンスで表現する。千爽さん)

エヴァンジェリンに愛を告げるが、エヴァンジェリンの心にはロミュアルドはいない。
苦悩するロミュアルド。
メルジェベトは短剣をロミュアルドに差し出す。

メルジェベトは彼女の過去を取り戻そうと、契約の時に伯爵を倒そうとする。
ついにその時は来た。
嫉妬に狂うロミュアルドは伯爵に剣を突き立てようとする。
メルジェベトも。
しかし、伯爵のが一枚上手だった。
「欲望をかなえてやろう。」
真っ赤な照明から暗転。

メルジェベトは、夫に裏切られ、自分の手で、屋敷に火を放った。
その時に現実の世界では死んでいる。
バートリー一族は滅んでしまった。
その記憶はヴェルコラック城に来てなくした。ただ、幸せだった時の記憶だけが彼女に残っている。

魔族たちは語る。
記憶を作り変えるのだ。人間は。
われらは、愛と記憶の間に生きる者。


二階では、ジェラジュニス・アンジェネ・ライシァムが、人間たちを見下ろす。

再び、森の中。

雨の音。
もう一度最初の場面が繰り返される。
が、微妙に違う。
エヴァンジェリンは、婚約中で、一週間後に結婚が決まっている。
もう変えられないというエヴァンジェリン。

ロミュアルドの手には短剣が。
「誰かのものになるくらいなら、この手で。」
エバンジェリンはロミュアルドの手にかかり息絶える。

アンジェネはジェラジュニスによりそう。
闇の中。

アンコール
音楽変わって、明るくチャットたちが踊りだす。
テーマ曲、那月さん歌う。
ここでは、男役が上着を着替えて、ひらひらーとしたのをつけて出てくる。
娘役は、ロングスカートになる。
最後ポーズで決める。
もう一度音楽。役柄に戻って、一人ずつ消えていく。
暗転。
客席アンコールを求める拍手。

上手奥から一人ずつ出てきて、二階に上り、二階舞台奥に消えていく。

照明つく。
終演。 

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