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2008・8・29 シアタークリエ 「宝塚BOYS」 2回目を観劇してきました。 「お辞儀」 2回目の観劇だから、お話はよくわかっているし、あれから3週間くらいたっているので、非常に出演者どうしが仲良くなったんだなという雰囲気が伝わってきた。 で、私は吉野さんの動きがきれいなもんだからついつい、目が行ってしまう。 さて、今回はまじめに考えました。 前回みたときにも感じたことなんだけど、「お辞儀」が効果的に使われているなと思いました。 日本人の挨拶は基本はやっぱり「おじぎ」だと思うんですよね。 握手はめったに使わない。 このお芝居では、そのお辞儀の使い方で、役者の気持ちや性格をよくあらわしているなと思ったわけです。 まず、とにかく「大将」とよばれる上原金蔵の登場シーンから「お辞儀」ではじまります。 玉音放送に最敬礼する姿が終戦を象徴してるのですね。 印象的だったお辞儀のシーンははほかにもあります。 竹内・太田川・長谷川3人が上原さんと挨拶するところ。 山田さんに質問しにくくて3人が上原さんにお願いするところ。 池田さんが偽ラブレター事件を謝る時のお辞儀の仕方。 はじめてのシナリオを誰が読むかというところで譲り合うところ。 シナリオを押し抱くようにして、みんなが一番最初に読むのはだれかって順々に回していくところ、それぞれの役の性格が出ていて、セリフじゃなくってこうやって表現するものなんだなとちょっと分かった気がした。 そして、 最後のシーン。 一人ひとりが旅立つところ。 全員で「清く正しく美しく」と書いてある稽古場の扇面に向かって最後お別れの挨拶をする。 あれだけ、熱い思いで夢を追いかけてきたのに、夢破れて去ろうというその時に、やっぱり深々とお辞儀をするのだ。 だれか、一人くらいすねてあいさつしない人がいるんじゃないかと思うんだけど(実際の生活の中にはいるかもしんない)ここではあの「星野」さんでさえ、頭を下げる。 ここに深い意味があるように感じられた。 うまく説明できないんですが、「礼にはじまり礼に終わる」という精神的なもの。 「人生に無駄なことなんてない」というセリフが前半にあるんだけど、それもこのシーンに集約されている。 だから、これで、終わりじゃなくって、旅立ちなんだっていう思いも込められてるような気がする。 上原さんが一人、一番最後にもう一度今度は稽古場そのものに向かって一礼する。 言葉にならないその思いを伝えてるなと思いました。 |
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